長い冬が終わり春になると、新シーズンを迎える方や、新しい門出に立たれている方など、節目に時期になります。気温が上がって、外での運動やイベント活動も増えてくるシーズンですね。今回はそんな春のファッションコーデを実例を交えてご紹介します。軽やか&スタイリッシュに決めちゃいましょう。
デニムジャケットはお洒落のバロメーター
色はこなれたライトブルーの一択!
お洒落な人ほど上手に着こなしている印象があります。また少し肌寒い時などにさっと羽織れるため使い勝手もよく重宝します。ただどんなものでも良いわけではなく、特に春から夏の時期は色あせてるものや、ウォッシュがかかっているライトブルーなものが季節感が感じられてオススメです。リジッドなものも良いのですが、せっかくなら明るいトーンのものを選びましょう。白や生成りもオススメです。 デニムジャケットはTシャツ、BDシャツ、パーカーと色々なインナーとの相性も良く使い勝手の良いアイテムです。
デニムコーデのワンポイントアドバイス
デニムジャケットの全体コーデを考えた時、よくあるのがボトムスをどうするか問題です。
誰もが持っているであろうジーンズをボトムスにしてデニム on デニムにしてしまうと、どうしてもやりすぎ感が出てしまいます。
春になってジーンズを履きたくなる気持ちもわかるのですが、デニムジャケットの時は控えておいたほうが無難です。
デニムジャケットのコーデに迷ったらまずは下の写真のようなブラックパンツと合わせてみることをオススメします。慣れてきたら迷彩柄や、総柄のパンツを合わせてみるのも良いかもしれません。
ラギッドの代表格レザージャケット
次にご紹介したいのがレザージャケットをコーデに取り入れたスタイル。デニムよりもフォーマル感があってスタイリッシュな印象を持たれます。
またボトムスにデニムを持ってこれるので、コーデの気配りとしては、インナーをどうするかと、帽子や靴などを選ぶだけなので、お洒落初心者でも着こなしやすいアイテムです。
レザージャケットの選び方
レザージャケットと聞くとまず価格帯の高さを思い浮かべられる方も多いのではと思います。確かにリアルレザーのジャケットは10万円を超えるものもざらにあり、中には100万を超えるものもあるようです。
また素材が天然の皮でできているレザージャケットは着れば着ただけ体に馴染んでいく、いわゆるエイジングが楽しめます。体のラインに合わせて革が伸びたり、シワができたりと何年も着ることで「自分だけのジャケット」を育てていく感覚はレザージャケットを着る者の楽しみの一つと言えるでしょう。 次にレザージャケットを選ぶポイントをいくつかご紹介します。
サイズ
レザージャケットはサイジングが命といいぐらい選ばれる際には注意が必要です。なぜなら他のジャケットのようにお直し屋さんで直すことが難しいため。(レザー専門のお直し屋さんもありますが、高価です)
なので一度は試着をしてみましょう。試着の際のポイントはそで丈と着丈。太っている方も、痩せている方も腕の長さと胴体の長さは基本的にあまり変わりません。その一方で身幅や肩幅は体型の変化や年齢によって変わりやすいのがポイントです。
迷ったら身幅はややジャストフィットないし大きめをオススメします。多少ならインナーで調整可能です。
色・素材
色は好みで構いませんが、素材は管理方法にも関わってくるポイントになります。
無難な色はベーシックカラーですが、リアルレザーの場合は一つ一つのアイテムが一点ものとなるため、同じ商品であっても微妙に色合いが違うことがあり、やはり実際に目で確認したいところです。
次に素材ごとの特徴を少しだけご紹介。
・カウレザー・・・いわゆる牛革のこと。おそらく最もレザージャケットに使われている万能な素材です。耐久性と柔軟性のバランスが良く、質感もあってレザージャケットの代表といえばカウレザーです。
・ラムレザー・・・ラムスキン・シープスキンとも呼ばれます。特徴は非常に柔らかな柔軟性。カウと比べても驚くほどです。柔らかいことの最大のメリットは動きやすいということ。その反面、スレなどの傷には弱くデリケートな一面もあります。
・豚皮・・・レザーの中では比較的安価な価格帯の素材です。ツヤ感こそ牛には劣りますが、くすんだ渋さも魅力的。柔軟性、耐久性も十分にありコスパで選ぶなら豚革がオススメです。 ・馬革・・・ホースレザーは耐久性が特徴的です。革自体が非常に硬質であるため体に馴染むまでに時間こそかかりますが、使えば使うほど味わいが増すアイテムとなり、相棒となってくれるジャケットをお探しの方にオススメしたいですね。
まとめ
今回は春のコーデと題して、デニムジャケットとレザージャケットの2点を重点的にご紹介しました。どちらか一つでもお持ちであればコーデのバリエーションもグンと増えることになると思います。まだまだ掘り下げたいポイントもありますが、それはまたいずれ。