お洒落な人のマストアイテムといえばキャップ。髪の毛のスタイリングをしている時間がない時には被るだけで様になり、ご自身のスタイリングに何か物足りなさを感じている時のアクセントとしても優秀なアイテムです。しかし、とりあえずキャップを被っておこう。と早合点した結果、いわゆるダサいキャップを選んでしまったり、自分だけ意気揚々としてしまっていたりとかえって被らない方が・・・という落とし穴は誰しも回避したいですよね。
ファッションに日頃から敏感な人はわかるかもしれませんが、洋服にトレンドがあるようにキャップにも流行り廃りがあります。今回はキャプ選びに失敗しないためにも、今流行のカーブドキャップとローキャップについてご紹介します。
カーブドキャップ?ローキャップ??って何が違うの???
今回ご紹介するカーブドキャップ&ローキャップ、聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれもベースボールキャップの一種です。ベースボールキャップは名前の通り元々野球選手が試合中に着用するために作られた帽子です。
ベースボールキャップの歴史
試合中に選手の顔を日差しや雨などから守って視認性を良くするため前面にはツバが取り付けられており、伝統的なモデルは頭の前方を覆う部分が比較的長く作られていました。今でも甲子園球児などが着用していますよね。
しかし近年ではMLBなどで着用されているような、フラットブリムのものや、今回ご紹介するカーブドキャップ、ローキャップなどと派生して、スポーツ用品というよりも、ファッションアイテムとして一般の方も着用するようになっています。
カーブドキャップ
カーブドキャップはベースボールキャップのブリム(ツバ)が半円状に曲げられているタイプのキャップです。近年数多のスポーツブランドからのみならず、ハイファッション、ストリートファッションなどのブランドからも提供されており、多くの場合帽子の前面にロゴやエンブレムなどがデザインされています。
着用感の良さ・機能性などから、カジュアル、スポーツなどのシーンでよく用いられファッションアイテムとしてだけではなく、ファッションアクセサリーとしても人気を集めています。
ローキャップ
ローキャップは通常のベースボールキャップよりもクラウン(頭を覆う部分)が浅めに作られているベースボールキャップです。クラウンが浅いため頭の形にフィットするだけでなく、ベースボールキャップに比べスタイリッシュで、スリムな印象が特徴的です。
こちらもカジュアル、スポーツ観戦などでよく用いられるほか、アウトドア用にデザインされているものもあり、特に若者やファッションに敏感な方からの人気が高いモデルになります。
帽子選びのあれこれ
トレンドを踏まえた上で、実際の帽子選びのポイントをいくつか。大前提としてどんな帽子でも似合うというと、個人感覚ではやや強引に思います。
体格を含めた上での全体のバランスや、顔の形、頭部の大きさなどは帽子のシルエット次第で大きく印象が変わります。またキャップのカラーは肌の色や目の色などとの相性もあるでしょう。 一番は帽子やの店員さんに聞かれるのが良いと思いますが、予備知識として押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
カラー
多くのサイトでも言われていることですが、まず迷ったらベーシックカラーを選ばれることをお勧めします。つまりは、白・黒・グレー・ネイビー・ベージュ・ブラウンですね。
そこにプラスするとしたら、同じトーン(明るさ+鮮やかさ)の色合いのものでしょうか。
機能性
多少マニアックになるかもしれませんが、せっかくなら快適に被りたい!ということで機能性にも少し触れます。
ブリムの長さについては別記事にて解説しておりますので今回は、アイレットや天ボタンについて。
・アイレット
アイレットはクラウンの頭頂部周辺に開けられた穴のことです。元々被った際の空気を逃がしフィット感を高めるために配されましたが、着用中の熱を逃がす機能もあります。
見た目にはややスポーティーな印象もあり、好みの分かれるところですね。
・天ボタン
天ボタンはクラウンの頭頂部についているボタンのことです。これはパネル同士を縫い合わせた縫い目を隠すためのもので、機能面での役割はありません。付いているもの、ないものとありますが、こちらも好みの分かれる部分。付いている方がややスポーティーな印象でしょうか。今回ご紹介しているカーブドキャップやローキャップにはいいかもしれませんね。
まとめ
以上が流行のカーブドキャップローキャップについてのご紹介でした。ベーシックなアイテムだからこそ使い勝手がよく、様々なシーンで男女問わず活躍してくれると思います。どちらか一つと言わず、色違いで2つぐらいは揃えておきたいですね。