キャンプファッションの着こなしと春夏秋冬コーデポイント4選

キャンプにレジャーに行楽に、外での活動に出向く時の装い、どうしていますか?

街の装いや、散歩などの普段着と比べると、特に機能面に気を使ってコーデを考えられている方も多いと思います。確かにポケットのたくさん付いたジャケットやパンツは色々なものを入れられて便利。どうせ汚れるのだから、ある程度着古したアイテムを着ていくのも合理的なチョイスです。しかし、本当にそれで良いのでしょうか。今回は特にキャンプシーンでのコーデポイントをシーズン毎に一挙ご紹介します。

キャンプファッションの着こなし

キャンプファッションの着こなしといっても、ポイントは普段の旅行に出向かれる際や、公園などに行かれる時のものと基本的に一緒です。動きやすく快適で、汚れても良い格好。そこに急な天候の変化への対策に合羽や帽子類を揃えておけばまず困ることはないでしょう。

しかしそれでは、面白みに欠けますので、もう少しこだわりや遊び心を演出したいところです。そんなキャンプコーデのポイントを季節順にご紹介したいと思います。

コーデポイント春編

春のキャンプはまだ肌寒く天候も不安定な日も多いでしょう。それでも長い冬が明け心地よい日差しの暖かさや、木々や草花の芽吹きも感じられるようになりキャンプへの欲求も高まりますよね。

春にキャンプへ行かれる際はそんな自然の変化を考慮しつつコーデを考えましょう。

画像の男性が来ているワッフル素材のロンTは速乾性と保温性がよくオススメです。

画像で1点気になるポイントはワークブーツ。確かにシーンに合っていて雰囲気もあり安全面にも良いアイテムです。しかし、キャンプではテントへの出入りが頻繁になることが予想されるため、着脱のしやすいスニーカーの方がオススメです。どうしてもという方は、サンダルなど予備の履物を持っていくと良いでしょう。

コーデポイント夏編

夏は取り立てて気をつけるポイントはあまりありません。Tシャツやハーフパンツ、ショーツなどでOKです。普段履かれないような、派手目の色や柄のアイテムも意外に映えるので、臆することなく取り入れてみてください。

強いてあげるコーデに関する注意点としては、虫対策、紫外線対策でしょうか。

夏、特に屋外の虫や紫外線は避けては通れない懸案事項です。虫除けスプレーなどの防虫グッズと共に、薄手の長袖や長ズボンで完全にシャットアウトしてしまうのも一案です。

コーデポイント秋編

秋は年間を通じて一番キャンプに適したシーズンです。昼夜屋外であっても過ごしやすい気温や、次第に変わっていく紅葉など景色と見所も多く、多くのキャンパーが集まります。

秋のコーデで気をつけたいポイントはアウターなどの防寒アイテムです。

ニットキャップ、ライトダウン、ダウンベスト、手袋などが必要になるシーンもあるでしょう。また秋のコーデはアイテムが増えることに比例して色の数が多くなり、ごちゃついた印象になりがちです。

画像の女性はニットキャップがパープル、アウターがネイビー、ボトムスがライトグレーと寒色系になっており、色相関係がうまくいっています。色選びが苦手な方はまず背景やキャンプギアーなどに使われている色に注目してみると、手がかりが見つかると思います。

コーデポイント冬編

冬のコーデは秋コーデにプラスアルファを加えて整えましょう。一般的に冬となるとダウンジャケットが必要!とお考えの方も多いと思いますが、キャンプシーンではあまりお勧めできません。

テントの設営や、野外調理などキャンプ中には作業がたくさんあり、街で着用するようなフィルパワーの高いダウンは何かと邪魔になりがちです。

しかしその一方で寒さをはじめ周りの環境への対策は街中よりもしっかりと行う必要があり、コーデもそれに準じたものでないと命の危険に関わることも。

冬のコーデにまずオススメしたいアイテムがインナーダウンです。特に画像の男性のようにフード付きのものや襟のあるタイプが防風対策になり良いと思います。また屋外活動でダウンを着る際は、枝などへの引っ掛けや、火元からの飛び火などへの対策も考えたいところです。

画像の男性のように、デニムジャケットをさらに一枚重ねたり、難燃性の生地が使われているアウターを重ねたり、寒さ対策に膝丈のロングジャケットを併せるのも良いと思います。

まとめ

以上がキャンプシーンでの着こなしとコーデのポイントのご紹介になります。ざっくりとご紹介しましたが、コーデを考える際の肝はやはりどんな環境でどのようなキャンプをするかを考えること。管理キャンプ場から野営地など場所のステータス、ファミリーキャンプ・ソロキャンプなど参加人数、キャンプファイヤーやレジャーなどのアクティビティなどの要素を考えてからコーデを決められることをオススメいたします。