青春の陰りが見え始める30代から、円熟期へと突き進む40代。仕事・プライベートとライフスタイルにもある程度落ち着きが持てるようになってくる世代ですよね。
またこの世代は子育てにも忙しい方も多く、自分のためよりも子どものためといったマインドの変化もあることでしょう。
そんな中、ふと気づけば「ここ数年ずっと同じジーンズを履いていた。」「仕事着以外の服を買ったのはいつだったかな?」と自分の身だしなみに無頓着になっていませんか。
今回はそんな仕事や時間に追われる?30代、40代の男性のリアルファッション春夏編をお届けします。
春の装いは明るいトーンのアイテムを
長い冬が終わり春になると外に出かけるイベントごとも多くなるのは特定の世代に限ったことでありません。20代の頃は遠出したくなるものですが、年を重ねるとお花見、公園デート、散歩などちょっとしたお出かけに日々の喜びを感じられるようにもなりますよね。
そういった気持ちや関心の変化はやはり装いにも影響を及ぼします。
奇抜さや、流行のアイテムよりも、日々の生活の延長線上にある衣類。
背伸びすることなく共にこれからの人生を歩んでいけるアイテムを見つけてみるのもいいですね。
画像のようにオーソドックスなチノパンと白のスニーカーのような着回しのきくアイテムは、少し値が張っても長く付き合えるお気に入りのものを買ってみるのもオススメです。
ベーシックなアイテム × 遊びゴコロ
一般的に30代、40代は10代、20代に比べて時間の余裕はない反面、経済的には余裕が出始める世代です。だからと言って最先端のファッションを追い続けるのも疲れてしまいますよね。
そこで手っ取り早く始められるお洒落として、手始めにベーシックなアイテムを変えてみることを提案したいと思います。
例えば今まで着ていたファストブランドのシャツを買い換えるタイミングで、次はお好みのブランドのシャツや、こだわりの一点もののアイテムにシフトしてもいいかもしれません。
BDシャツ一つを変えるだけで、全体の印象もガラリと変わりオススメです。
流行のアイテムよりもベーシックなアイテムを、買い足すのではなくカスタムアップデートする様にちょっとしたこだわりをワードローブに充実させていけるといいですね。
適度なヌケ感=大人の色気
「草臥れる」と書いて「くたびれる」と読みますが、草が踏まれて変わっていくように、人も年を重ねると元あったようにピンと整わなくなってきます。
昔は姿勢を良くしなさいとか、綺麗な格好をしなさいとよく言われましたが、いつでもピンと張っているのは誰でも疲れます。
押さえるところは押さえて、抜く時は抜く。そんなメリハリを利かせることができるようになるのも30代、40代の余裕の見せ所ではないでしょうか。
画像の男性のようにリラックスしたスタイルはヌケ感の典型例と言えます。仕事の時はTPOに配慮して、着たくない服でも着る。その一方で休日やレジャーに行く際は、とにかく背伸びしない、周りに合わせない、着たいものを着る。そんな方向性で服選びをしてもいいと思います。
夏のコーデはアクセサリー次第
30代、40代になって自分の好みのトップスやパンツがなんとなくわかってきたという方も少なくないのではないでしょうか。ライフスタイルの安定は趣味嗜好の安定に繋がるため無理もありません。
アロハが好き、ボーダーのTシャツが好き。無地のTシャツしか着ない。そんなちょっとしたこだわりがいつの間にか個性へと変わっていくものです。
夏の服選びもそんなこだわりに従ってお好みのものでコーディネートして問題ありません。しかしそれはそれでいつも同じコーデとなってしまい飽きてしまうこともあるでしょう。もし物足りなさを感じたり、ちょっとした変化を求めたりする場合はまずアクセサリーに注目していただきたいと思います。
特に肌の露出が多く、レイヤードなどのテクニックが使えない夏はアクセサリーなどの小物が輝く絶好のシーズンです。よくわからない方は手始めにサングラスや時計から始めてもいいでしょう。
慣れてきたら、リング、ネックレス、チョーカー、リストバンドなどと広げていってもいいかもしれません。
まとめ
多様化の進んだ現代では仕事の他に副業をしている方も多いでしょう。
また昔のように仕事一辺倒の人生はもはや味気のない人生と捉えて、30代、40代から第二の人生、第二の趣味に時間を使うライフスタイルも当たり前のこととして広がってきています。
ここまで30代、40代とジェネレーションに区切って書いてきましたが、それすらも取っ払って自分らしさを追求してもいいのがリアルな30代、40代。まだまだ人生の春夏はこれから!といったところで締めさせていただきたいと思います。