ファッションセンスがいい人。
あなたの周りで思い浮かべてみると、一人ぐらいは思い当たりますでしょうか。何を着てもサマになる、どんな服でも似合う。それはファッションセンスではなく、スタイルが良い人。
では、異性にモテる人はどうでしょうか。それもファッションに関わらず容姿や性格の問題かもしれません。では一体ファッションセンスとはなんなのでしょうか。
今回はそんなファッションセンスがよく分からない方に向けて、ファッションセンスとは何なのか、そしてファッションセンスの磨き方を深掘りしてみたいと思います。
ファッションセンスって何?
日本語でファッションセンスというと様々な意味合いを含むことが多いのですが、簡単に書くと『、服装やスタイリングに関する感覚やセンスのこと』です。
これでもまだ曖昧模糊としておりますので、具体的な部分を見ていきましょう。
スタイリングのセンス
スタイリングのセンスは、他人がどんな服を着ているか、あるいは自分がどんな服を好むかといったことに対する感覚や認識力が重要です。時代の流行や、トレンドなどを敏感に察知できる能力といっても良いでしょう。スタイリングのセンスは普段から雑誌を購入して情報取集することも関係しますが、それよりもむしろ、街中で行き交う人々の中や、ファッションショーのランウェイの中に新しいムーブメントの動きを感じられる能力といったところでしょうか。
バランス感覚
バランス感覚は主にスタイリングの際に活かされます。アウターとボトムスといった固有のアイテムを組み合わせることでバランスをとる。小物、色・柄、質感などを組み合わせて全身のイメージの調和をとる。そんな組み合わせ能力に長けた方は、バランス感覚が良いということになります。
個性やアイデンティティ
個性やアイデンティティの表現が上手い方もセンスが良いと言われます。タイトルの「生き方」もここに含まれる個性に関わってくるでしょう。ファッションを通じて自分らしさを表現できる。そんな能力に長けた方もセンスが良いと言われます。
また、例えばお腹がポッコリと出ている方でも、着ている服装がやけに似合って見えると「貫禄がある」といったように、一般的にマイナスに取られがちなポイントも、自信を持って服選びすることで、自己表現につながり、プラスの印象へと変わることもあります。
時代やトレンドへの理解
ファッションは日々変化しているため、最新の流れを理解できていないと時代錯誤な印象につながることも。服選びのバランスも良く、その人らしさも出ている。だけどどこか古い感じがするよね、といった感じお分かりになりますか。
最新のトレンドを追って、毎シーズンの新作を常にとり揃える必要はないと思いますが、ある程度の流行りや、そこに至った経緯などを知っておかれると良いでしょう。
センス磨きには日々の心がけが大切
ファッションセンスが何なのか分かってきたところで、実際にどうやってそれを身につけていくのかその手段を考えてみたいと思います。
自分は何系?スタイルを定着させる
磨くといっても何か指針になるようなものがあった方が分かりやすいと思いますので、まずは自分が好きなスタイルやファッションについて考えてみましょう。
とっかかりは、ご自身の体格や個性、性格などで構いません。好きな有名人やインフルエンサーも参考になりますが、参考にされる場合はその人が好んで着ている服の傾向や、その人の雰囲気を含めた、その人らしさに重点を置いて見てみると共通点の発見にたどり着けるかもしれません。
流行に目を向けてみる
トレンドを追う必要はないと書きましたが、目を向けることは大切です。はじめは「今流行りの〇〇」を知ることからでも良いでしょう。それらを繰り返していくと、流行りのアイテムだけでなく流行りのトレンドが見えてくるようになります。さらに続ければ、次に流行りそうなトレンドもなんとなく分かるようになります。
ただトレンドはトレンドとして理解するに留め、いいとこ取りができるようになることを目指しましょう。
着こなしのバリエーションを増やす
おしゃれな人は服をあまり持たない。という言葉、耳にされたことはおありでしょうか。
その言葉の真意は、同じ服を用いても色々な組み合わせでスタイリングすることができるということかと思われます。
決してお金に余裕があって、たくさんの衣類を持っている方のファッションセンスが優れているというわけではありません。
料理上手の方が、冷蔵庫の中にあるものを使って調理を行えるように、センスの良い方は限られた選択肢の中でも最適解を見つけられるのです。
まとめ
以上がファッションセンスの磨き方のポイント紹介になります。簡単に思えるかもしれませんが、お洒落な人や雑誌のスタイリングを真似することはできても、自分で行えるようになるまでには持続が求められます。
まずはちょっとした空き時間からトレンドや流行に目を向けてみてはいかがでしょうか。