顔の輪郭タイプ別マッチする帽子の選び方

帽子はお洒落さんには欠かせないファッションアイテムです。キャップ、ハット、ハンチング、ストローハット、ニットキャップ、といったように様々なタイプやデザインの帽子が溢れている中、一体自分に似合うのはどんな帽子なのか。お洒落に関心をお持ちの方であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。今回はそんなお悩みの解決をアシストするべく、顔の輪郭から見る帽子の選び方を伝授いたします。

顔の形と印象、あなたの顔はどんな風に見られている??

丸顔

丸顔の方の一般的に言われている印象は「優しい」「ふんわり」といった印象です。愛嬌があるとも言われることもあります。またその反面「子供っぽい」「年齢より幼く見える」などと言ったコンプレックスを抱えてしまうことも。

四角顔

四角顔の方の印象は、「強さ」や「男らしさ」を感じると言われています。その反面で輪郭がはっきりしているため、かえってその部分が目立ってしまうことに悩みをお持ちの方も。 特に女性の方には「柔らかさ」や「優しさ」を求めて悩みを抱えてしまうケースもあるようです。

面長

面長の方の印象は、「知的」「堂々としている」といった印象です。その一方で、そもそも顔の長さが長いことによる全体のバランスの崩れを意識したり、顎や頬骨の輪郭が曖昧なことによって顔の輪郭がぼやけてしまい、顔の印象を強くしたいと言った悩みを持たれることも。

三角顔

ハート型やホームベース型と言われる顎のラインが先端にかけて尖っているタイプ。シャープな印象で都会的です。三角顔の方は顔全体の面積が下部にかけて広くなることでバランスの崩れを感じていたり、顎の先端が尖っていることを気にされる方もいらっしゃるようです。

顔のタイプ別にみるオススメの帽子たち!

顔の形についてご紹介いたしましたが、それぞれの印象はつかめましたか?ここからは実際にタイプ別のオススメ帽子をご紹介しますが、ご自身の顔、あるいは帽子をプレゼントされる方の顔を思い浮かべながら読んでくださいね。では帽子選びのポイントです。

・丸顔の方にオススメの帽子

丸顔の方は基本的にどんな帽子でもよく似合います。ただし子供っぽさや、幼さを気にされる場合は、柔らかな印象にメリハリをつけるように角ばったデザインの帽子が良いでしょう。クラウン(頭を包む部分)の高いキャップや、中折れ帽などもオススメです。丸顔の方は帽子の種類よりも被り方に注意して、おでこを見せるように被ってみたり、顔の縦の比率を意識して浅めに被ってみるなどしてバランスを取られると良いでしょう。

・四角顔の方にオススメの帽子

四角顔の方には顔の輪郭角ばりを強調しないような曲線を意識したデザインの帽子を選ばれると良いでしょう。ラウンド型のクラウンのキャップ類や、ビーニーキャップ、ベレー帽なども良いでしょう。また顔のエラのラインの強さを超える強調感のある帽子を選ぶのも良いでしょう。顔幅を超えるような幅広のツバのあるハットや、色や小物でアクセントをつけてみるのもオススメです。

・面長の方にオススメの帽子

面長の方は顔の縦の長さを強調しないデザインの帽子を選ばれることをオススメします。キャップであればクラウンの浅い、ローキャップやジェットキャップ、ワークキャップなども良いでしょう。ハットの場合はクラウンが浅めのサファリハットやポークパイハット、ビーニーやハンチング帽なども良いでしょう。とにかくクラウンが浅い、またはクラウントップが平らなデザインを意識して選ばれるがオススメです。

・三角顔の方にオススメの帽子

三角顔の方は顔の中でも顎に意識が持っていかれがちなので、顎の輪郭の強調を避けるように帽子を選ばれることが肝心です。

キャップであればBBキャップのようなベーシックなタイプ、ツバは普通か狭いものが良いでしょう。ハットの場合ポークパイやサファリなどはクラウントップが平らなため、顎のラインが強調されてしまいます。中折れ帽やチューリップハットなど上方に向かって細まっているタイプの帽子でバランスを取ってあげると良いでしょう。

まとめ

以上が顔の輪郭タイプ別の帽子の選び方になります。おさらいすると、まずはご自身や帽子を送られる方の顔のタイプを把握すること。それからタイプ別に似合う帽子を選んでいきますが、とにかく輪郭を強調しないようなデザインを選べばいいというわけでないので注意が必要です。例えば四角顔の男らしいといった印象。女性であれば中和して女性らしさを求められるかもしれませんし、男性であればむしろその印象は損ないたくないと思われるかもしれません。

最後に、ここまで解説記事を書きましたがこれはあくまでも目安の一つです。結局は帽子を被る本人が「どのような印象を持たれたいか、どう思われたいか」を理解することが肝心なので、ますは楽しみながら選んでみてはいかがでしょうか。